毒壺

本音。 世の中にこれまで生きて思ったことをここに記す。 重要な事から下らない愚痴まで。

死刑制度について

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これはこの世を語るについて避けては通れない問題なので取り上げたいと思う。

 

最初に述べておくと私は死刑制度に大賛成だ。但し、それは間違いであると理解した上でだ。

この話をする前に前もって説明しておかなければならないのは命とは、命の定義、概念である。

そもそもが、このスタート地点からみんな解釈がバラバラなんで着地点も大きく異なってしまう。

誰もその答えはわからないし、わかる筈もない。誰が作ったのか、人生という壮大なゲームの謎のひとつなんだから。ゲームをクリアする重要なキーでもあるわけだし…

 

なんで色々な人が語ってる内容を吟味して、私なりにこれでは?と腑に落ちた解釈をすると、今見えてる自分含め、地球上のものは全てバーチャルゲームの中の出来事だと思う。

だから命とは、まさにゲームのライフポイントでしかない。

ここのブログで再三語っているが、ゲームオーバー(何も成さずに、魂の修行せず、ただ普通に死んだ状態のこと)してもホントのエンディングに辿り着かなければ、また「生き返りさせられる!」

 

これ聞いて喜んでいる人はホントお目出たい。ここで長々と説明はしないが、その怖さは映画「グリーンマイル手塚治虫氏の「火の鳥・異形編」八百比丘尼で語られているので実際観るか、せめてググってみるといい。

 

勿論、私含めこの壮大なゲームのエンディング、クリアの仕方は知らない。ただ、キリスト・ブッダムハンマドらはゲームのハイスコアを叩きだし、恐らくクリア、二度とここに生まれなくてよくなったのだろう。(これがエンディングでは?)

死んでからが壮大な3Dバーチャルゲームを終えた世界。そこがどうなっているか?それは又別の機会に語りましょう。

 

話を戻しましょう。と、いう命の解釈をしているので本来の意味であれば、どんな糞野郎でもこの世というゲームに参加している訳だから、ちゃんとクリアを目指すようにやらせなきゃいけない。

なので最初に発言した、死刑制度に賛成しているが、それは間違いだ、と言ったわけだ。

しかし私が賛成するのは、よく言われている被害者感情をどうしても無視できないからだ。

 

死刑制度に反対している日弁連の連中はこれをどう考えているのだろうか?

人間の命のことをこのレベルまで掘り下げて、理解した上で果たして反対を唱えているのだろうか?

HPで言い分を見てみた。「世の中的には廃止の方向に向かっている」だの「冤罪もありえる」だの書いてあったが、どれも納得できるものではなかった。

ここの頭目がU弁護士。

私はこの人はただの左翼思想に洗脳され憑りつかれた人物にしか見えない。この人物はじめ、制度に反対している人間は自分の親、兄弟、妻、血縁者、恩人などを理不尽な理由で殺されても「反対」と言えるのだろうか…

 

死刑の存続理由として、

・制度として犯罪抑止になる

・罪状の償い方がもはや自身の死をもって被害者へ償う以外方法がないと判断された

・被害者遺族への配慮

 が考えられる。(といわれている)

 

犯罪の抑止力については正直、無いと思う。殺人起こす野郎なんてのはカッとなったら何するかわからないイメージだし、宮崎勉みたいなタイプの変態共もそんなこと考えてなかったと思うし…

ただ、「外道は殺されるってルールだから」ってことは前もって必要だと思う。

 

2番目の死をもって償うしか…ってのも禿同。死刑反対論者は犯人の人権人権と叫ぶが、被害者の方の人権はどう考えてるんだ!って思う。

ただ、これについては深い洞察がされた映画がある。

デッドマン・ウォーキング

これは是非観ていただきたい。ちょとネタバレだけど、償うにしても、逆ギレして被害者意識満載で死ぬんじゃなくて、ちゃんと殺人者としての自覚を持って反省して死んで行け!ということが大事。

 

3つ目。これも実は被害者遺族感情について深く洞察された超有名なTV時代劇がある。

必殺シリーズ。特に「新必殺仕置人」がベスト。

(必殺仕事人の後期はダメ。ただのよくある勧善懲悪ものになっちゃてる)

 

死刑とは、正直、復讐の側面も持ち合わせている。

色んな要因から人を殺したり、財産騙し取ったりして、のうのうと生きている犯人を始末してくれと被害者遺族に請われ仕置人が代行して犯人の死刑を代理執行する、というのが大筋のプロットであるが、色んな見方をさせてくれる話が散りばめられている。

全部話すわけにはいかないので一つ話すと、無事死刑は執行されるのだが、亡くなった被害者が元に戻るわけでもなし。依頼人の気持ちは晴れない。死刑遂行、完了の報を聞いて自死してしまう依頼人の描写もあった。そのことについて仕置人が「我々が行っていることに意味はあるのか?」と悩む場面も描かれている。

(劇作に携わっている人間としてはすごい、と思う。自身のプロットに対してのアンチテーゼをドラマ内で行ってしまうんだから)

 

これは業が深い内容だと思う。犯人を殺さなきゃやりきれない!(あたりまえだ)

しかし殺したからといって、何の解決にもならない…

 

あと復讐という側面では「地獄少女

人を呪わば穴二つ、と死ぬほど話の中で語られている。この話の中で復讐を思いとどまる奴はほぼ皆無。復讐とは良くないことは重々わかっていても、自身が地獄に落ちてでも、やらずにはいられない、そのくらいカルマを背負った重いテーマなのだ。

(地獄など無い。あるとすれば現世自体が地獄だ。またこれもいつか話したい)

 

スピリチュアル的には、無期懲役で「死ぬまで(肉体の自然限界まで)反省し少しでも人間になって、少しでも人生というゲームの上がりに近づきなさい」というのが正しいのだろう。

 

私もまだ上がりには程遠い人間であることは自覚してるので、スピリチュアル的に正しくない死刑賛成に一票投じてしまうのだ。

 

殆どの死刑囚は反省して最期を迎えていないらしい。

有名なところでは宮崎勤の最期の言葉。「まだあのビデオ、途中だったのに…」

殆どの奴は宮崎のように自分のことしか考えていない。俺は無実だ、とかもうこんな歳なのに何で死ななきゃならないんだ、とか騙したな!とかホント身勝手。

 

そりゃそうだ。自分第一主義、そのためなら他人なんてどうでもいい、といった思考の結果が殺人なんだから。具体的に書くと胸糞だからやめとくけど、光市母子殺害事件の大月(福田)孝行というヒトモドキは鬼畜以外何物でもない。なるべく早く吊るしてほしい💛

 

コイツは少年法に関係するのでまたそれは別の機会にするが、持論としては少年法は「撤廃」するべきだ。中学生だろうがなんだろうが、鬼畜判定される事案はとっとと死刑でいいと思う。

(前出のU弁護士はコイツの弁護もやっていた。狂ってると思う)

 

コイツら死ぬまで税金で養っても真実に到達するなんて今回のゲームでは無理だと思う。なので早くリセットしちまえって思う。

どうせこの世で一度死んでもゲームオーバーではなくて実はコンティニューなんだから。上がりまで何度でもやり直しさせられるんだから(笑)

 

こういう人間が何故この世に存在するのかというと、地球自体が残念ながら、罪人惑星だから。

同じ罪人でも軽微な人もいれば人外もいるというわけだ。

 

考えてみれば、この地球、銀河系という頑丈にできた監獄から出られるのは死んでからだからある意味全員死刑囚だわ(笑)

 

判決下って死刑になった奴らは早く刑が執行されただけってか?

 

ホント自覚、身に覚えがないのだが、残念ながら我々は同じ無期懲役、死刑囚。

 

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