毒壺

本音。 世の中にこれまで生きて思ったことをここに記す。 重要な事から下らない愚痴まで。

鬼滅の刃は面白くないって言えない雰囲気の中、血鬼術を使ってぶった斬るから全集中して刮目せよ!

f:id:dokutsubo:20201026143434j:plain

世の中鬼滅の刃鬼滅の刃鬼滅の刃鬼滅の刃鬼滅の刃鬼滅の刃鬼滅の刃鬼滅の刃鬼滅の刃鬼滅の刃

 

まず冒頭に言っとかなきゃいけないのは、コレ、ジャンプ連載漫画で大人がどうこう言うことじゃないぞってこと。これは原則。1丁目1番地。

 

TVシリーズだが、こんな事態(今のブームね)になる前の割と早めにアニメは全話観た。

子供が楽しんでいることには全くもって異論を挟む余地はない。十分面白いと思う。

 

しかし…

大の大人も一緒になってブームだブームだって大絶賛するほどのものか?!

正直、普通の大人の鑑賞に堪えうるほどの深い内容のものじゃなかったぞおいっ(笑)

(2.5次元好きの、おおきなおともだちは除くw)

 

ブームの実態は…売れてるらしいぞ→買ってみるか→それの大連鎖←今ココ

 

話は面白く、決してつまらなくはなかった。これは作者に敬意を表するかたちで伝えておく。

検証するために我慢、という感じではなく、先どうなるか、って感じで最後まで観れた。

が、大の大人が釣られてこの後の展開を金払って映画館にノコノコ足を運ぶって程でもなかった。

1年後かそこら、TVでやってたら続きだし観たいな。くらい。

ただ、今この大ブームのなか、ハードルが上がりに上がり切って鳥人ブブカでも無理ってもんだw

 

ずっと名作、と呼ばれるアニメ・マンガは、惰性でダラダラ続いてるのを評価されてるのは除いて、むしろ実は大人に向けてメッセージを送られていて考えさせられるテーマ、エピソードが入っている。

鬼滅は皆無、とまでは言わないがメッセージ性が子供向けまでのように感じた。

 

作品への批判は全くない。

むしろ、子供向けに作られたアニメに妙に乗っかり騒いでいる大人がキモい。

仕事の話してるとき30歳位の大人に「全集中でやる」とか挟まれて実にイタい。

作中のギャグのノリとか実に痛々しい。あんな会話普段使っている奴はいわゆるオタクで、そいつの存在価値をワンランクいや、スリーランクダウンさせるという脳内変換を私は行っている(笑)

(大人は円滑に人間関係を維持してゆくので脳内変換に留め、本人に気付かせない)

 

マンガ全般のファンはパクリ?オマージュ?と騒いでいる。

が、これは文化面の創作活動全般に言えるが幾つも作品がある中で、全く、1ミリも酷似していない作品作りってのはもう不可能であると思う。

 

この鬼滅の刃がブームになった一番の原因、この原因が競走馬のロングシンホニーを思い起させる。

1989年の日本ダービー。この年は実は不作の年で、当馬が押し出される形で1番人気になった。

結果は5着に終わり、その後も大した活躍もできず、中央競馬から地方競馬都落ち、ひっそりと引退した。

 

要は鬼滅の刃はコロナの国難の中、他の作品(実写映画なんか作れていない)ライバルがいないという背景もあり、いい方は悪いがこれくらいしかない、という追い風に乗ってブームになっていると思う。

 

この作品でいいな、と思ったところもある。

・ジャンプは作品価値としては、もうおわってるのにズルズル続け(させられ)る、という作品が多いのに潔くブーム真っただ中でやり切っての終了。

・首切ったりグロいのをあーだこーだと言われる過保護なガイドラインをぶっ壊した。

・子供には、敵に対してもこうなってしまったのには理由があり、それに対しての慈悲の心を教える、というのはメッセージ性があるよね。

(私の子供の頃はそんな作品皆無。死ね死ね団とかショッカーとか勧善懲悪のみ、悪に理由がない)

 

結論:お子様にはおススメ。大人にはそんなんでもないぞ。大きな期待しないで観るなら。