毒壺

本音。 世の中にこれまで生きて思ったことをここに記す。 重要な事から下らない愚痴まで。

呪われたオリンピック

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そもそもスタートからこれだった。

 

2020年開催予定だった東京オリンピック。ここにきて森発言でさらに雲行きが怪しくなってきて…

どのくらいトラブルを抱えた異例のイベントかというと…

 

東京オリンピックのエンブレム、S氏のデザインが盗作だという疑惑。

・新国立競技場のデザイン、経費が掛かり過ぎで変更になる。その後も…

建設中現場監督が過労自殺、出来上がったモノも席が狭い、椅子が堅い、冷房が効いてなく暑い、トイレ少ないと最悪。そもそもコンパクト開催といっていた全経費も膨大に膨らみ続け…

・ボクシング、テコンドーなど各団体の不祥事パワハラが発覚。

・マラソンの会場問題。すったもんだの末、いきなりの札幌開催に…

・開催都市東京都が二度も知事の辞職。

日本オリンピック委員会竹田会長、招致をめぐっての不正疑惑で辞任。

・ボランティアのユニフォーム問題。ダサすぎて一旦決まったモノが変更に…

・よりによって開催年に新型コロナウィルスによるパンデミックが発生し1年延期に…

組織委員会の森会長、失言で辞任。これで安倍前首相、猪瀬元都知事、竹田前JOC会長と当初の旗振り4人衆が全滅(笑) そして誰もいなくなった

 

 

1964年開催時のことはさすがに知らないが、こんなにあれこれトラブルに見舞われただろうか?

もはや呪われているとしか言いようがない…

でもコレよくよく見ると、不可抗力で避けられない、仕方ない事案ってマラソンの開催場所とコロナだけですね。全て人災。

 

ほぼ民意は中止希望で結論が出ているがやればやったで大騒ぎにきっとなる。本心はよくわからないですが…

まぁそんなことやってる場合ではない経済状況に置かれてしまったのと、上記のドタバタみて醒めてしまったのと、コロナ自体が怖いのと…そんなのが入り混じってのことなんでしょうね。

その証拠に販売されたチケットのキャンセルがたったの2割だったという事実。

何だかんだいって開催されればされたでみんな観たいってこと。

 

私自身も複雑。アスリートファーストって言葉があるけど、そんなのこの状況ではおかしな言葉だと思う。色んなジャンルの芸術家、選手が被害を被っている。オリンピック選手だけ特例ってのはおかしい。金儲けしている奴らの詭弁だと思う。

マチュアスポーツのジャンルの人はこれだけが目標、生きがいなんだ、って方には気の毒に思うが。

 

なので開催した方がいい事としない方がいい事を比べてみて皆さんはどう思いますか?と逆に聞いてみたい(笑)

 

開催した方がいいと思われる事

・ここまで金かけてしまった。このまま会場施設をオリンピック遺産にするのは勿体ない。

・前出の選手たちの努力が報われる。地の利を生かしメダルラッシュが期待できる大会になる。

・2022年冬季五輪は実は北京。東京中止して北京がコロナ復興五輪という流れができてディスられる

・大して経済効果はないといわれているものの、中止になることで行き詰まる企業も実際出てくるわけで…

・野球とか今大会でないとできない種目がある。

・やってみなければわからない筋書きのないドラマが生まれるかも。全世界がコロナで閉塞感がマックスの中、結果「よくやった!」と称賛される可能性も。こればっかりは出たとこ勝負?

 

 

中止した方がいいと思われる事

・こんな状況で諸外国から来日があったらコロナで大変なことになる。いくら会場で感染対策しても外出して食事したり色んなとこ行くだろう。そこが問題。

・やったらやったで更に金がかかる。そんなことに金使うんだったら医療従事者の方に何らかの補填してあげるとか、社会保障に使うべきというのはごもっとも。

・そもそも国民が醒めきっている。どうせ一部の人の金儲けのためにやってるんだ、という身も蓋もない意見。

・スポンサーにとってももう強行しても逆効果なのでは。あれだけ経済効果経済効果と叫ばれてはいたが今や寧ろ開催するとマイナスなのでは…といわれている。上記の不手際の数々で既にスポンサー企業というだけで商品がバカ売れすることは考えにくい。

 

 

無観客でとか、日本人のみの観客でとか、コロナの対策に関しては色々意見が出ているが、そもそも開催すること自体意味があるのかと問われています。(実際立候補国は減少している)

行くも地獄、引くも地獄。皆さんはどう思いますか?

 

もうすぐ1周忌なんでワニくんの墓を掘り起こしてみた。

f:id:dokutsubo:20210208122237j:plain2020年3月20日にあのワニくんが死んでもうすぐ一年になります。    

人の噂も75日とは言われてはいるが…

あのブームは一体何だったんだろうか、と振り返ってみたいと思った。

なぜそんな今さら墓荒らしみたいなことを(笑) と思われるかもしれないが私個人、この作品の楽しみ方が一連の騒動の始まりから終わりまでひっくるめてこの作品が面白かったから(イヤミではなく本音です)

この記事が何年後、何十年後に見られたら ?てなことになるだろうから一応「100日後に死ぬワニ」という作品自体の紹介。

私は話自体、作者のメッセージ

【「いつか死ぬ」生きているということはいつか死ぬということ。自分の「終わり」や周りの人の「終わり」それを意識すると、行動や生き方がより良い方向にいくのではないか。ワニを通してそれらを考えるきっかけにでもなればいいなと思っています。】

というのに大変共感でき、かの寺山修二氏いわく

【昭和十年十二月十日にぼくは不完全な死体として生まれ何十年かゝって完全な死体となるのである】

というのを思い出した。なかなかできないことだけど、今日死んでも後悔しない生き方をしていこう、と思ったものだ。

とっても感動した。みんな感動した。それだけに…

物語の最終回、お約束通りワニくんが亡くなった直後の急激な相次ぐメディア展開の発表…

これには全員ドン引きした。ここからが騒動の顛末っていうか、作者が意図していなかったこと。私はここからも楽しませてもらったが…

これって例えれば、とっても大好きだった身内の葬式に、どんな派手な葬式にしますか?って喜々としてやって来る葬儀屋みたいなもんだ。タイミングが悪すぎる。

そしてその用意が周到すぎるグッズ展開、イメージソングの発表(「死ぬ」ワニに「いきもの」がかりとはこれいかに?と個人的にはツッコミたいところだが)に電通案件では?と最初から金儲け既定路線疑惑の目が向けられるようになってしまった。

これについては誤解、最初は作者個人でホントにコツコツやってたのに後から色んな人がやってきて(感動したという善人から、いっちょかみして儲けてやろうという悪人まで。これが誠に事案を厄介にしている原因)炎上してまった、というのがどうやら真実の模様。

真偽はこちらで判断して。

ただ、私としては電通案件でなかったとしても、この展開は作品の内容がよく感動して喪服に着替えようとすらしていたのに、なぜかいきなりバケツで冷や水ぶっかけられた感じがしてしまったのだ。

実際の葬式みたいな扱いで1週間、せめて数日インターバル置いて、読者のレスポンス受けてから「ありがとうございました、香典受付開始しました」みたく洒落の利いたソフト感あればきっと違った展開になっただろう。

そしてその後はネットで拡散されている通りの総スカン。グッズショップ、100日後に死ぬワニカフェなどは閑古鳥、(ただのメロンジュース900円にはドン引き)挙げ句は鬼滅の刃ガチャのハズレとしてワニグッズが投入されるという悲報が!

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失礼ながらこれには笑ってしまった。(誰のネタだったっけ、鉄拳さん?「こんな怪人いらない 、こんな怪人いらない」って。まさにソレ)まさに自滅の刃!

またこちらのクレーンゲームで在庫処理?23円(笑)

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アプリゲーム企画もどうやら手を引かれてしまったみたいだし、アニメ映画化もずっと頓挫したまま…

twitterフォロワー、一時は200万を超えていたのが現在10万…

そしてあれだけ大騒ぎされたハズなのに流行語大賞でまさかのノミネートもなし!30個もあるのにだよ?ぼる塾の「まぁねぇ~」が入ってるのにだよ(笑)

本当にコンテンツとして死亡したことを確認した(看取ったw)

なんだったんだろうこの急失速。こんなの2015年のDeNAベイスターズの前半戦首位ターンからまさかの最下位終了以来にみたわ。

「命を大事に生きろ」以外にも意図せずとも「一度心を許した者を裏切ると取り返しのつかないことになる」という教訓をもたらした100日後に死ぬワニであった。

吉本興行独立騒動…プロレスブーム終焉に思いを馳せる

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吉本闇営業問題から端を発したと思われるこの騒動。

時代の寵児、と言ってもいいだろう。西野氏の動向で再び注目を集めている。

 

本題の前に少し述べると、彼について「オンラインサロンの宗教化」「捕まってないだけの詐欺師」など散々な言われようだが、基本的に絵は奇麗だし、クラファンでそれだけの資金を集めるということはそれだけカリスマ性があるわけだから好きにやればいいのだと思う。

 

自分の好きにやるというのは、全ての責任が自分に降りかかってくるということ。

 

ある程度年齢がいってしまっている世代には羨ましいことだ。

というのも全て自己責任で自分で全てやる、という発想、習慣がないからだ。

仕事はある団体に所属、帰属して仕事をあたえられ、やり方を自分で工夫しろ、というものだと教えられてきた。

(余程才能に自信がある者だけには起業、という発想はあったが、ほんの一握りだけだった)

自分で仕事を作り出す、ということが出来なかった。

この部分に関しては認めざるを得ないと思う。

 

それはさておき、この吉本独立騒動を見て思い起こすのは平成初期に起こったプロレス団体分裂の騒動だ。

昔、プロレス団体はG馬場氏を長とする全日本プロレス、A猪木氏を長とする新日本プロレスしかなかった。

G馬場氏の死をきっかけに分裂が起こった。

ノア UWFインター リングス SWS…他に多数の地方の小団体。

 

それぞれが個性的で、お笑い要素が多いショー的なプロレスからバーリトゥード的な要素のガチなバウトを売りとしている団体まで多彩だ。

それぞれ自分の理想のプロレスを追求していく、或いはG馬場氏に忠義は尽くした、彼亡き後は団体に帰属している意味がなくなった、というところだろう。

その後の顛末は皆さんがご存じの通り。

プロレスブームは終焉を迎えた。

魅力的なコンテンツのみコアなファンを獲得し生き残っているが、それ以降、世間的に認知されるような社会的なブームは起こっていない。

 

ヤ〇ザな稼業(というかヤ〇ザ自体が運営している)というのもお笑い業界に似ていて同じような運命を辿るのではないのだろうか。

やはり一か所にガッと優秀な人が集っているので社会的なブームが起こる。散り散りになって個々で活動すればひとつひとつのエネルギーは弱まり、強いては業界全体のパワーダウンになるのは自明の理。

 

お笑い自体のブーム、というかプロレスと同様社会的地位を得たものが次第にまた無くなっていくのだろう。昭和のプロレスブームの時のレスラーの認知度からしたら今や…

 

業界の勢いが無くなっていくからこの流れを嘆いているわけではない、寧ろ逆。

ルーキー新一氏の件を知っているだろうか。吉本を独立したら所謂干されて挙げ句餓死した芸人のことを。興味ある人は調べてみてほしい。

 

立派なパワハラ、というか殺人だ。

吉本のあの岡本という人物。あんな人間がいる会社はロクなもんじゃない。あの会見。無能を絵に描いたような問答。体育会系の上司なんて、あんなもんだ。恫喝され頭を空っぽにして無茶なことも言われることだけは忠実に守ってきた結果があのザマだ。

(この前BSで電波少年のT部長を久しぶりに見た。コイツも見るに堪えない言動、ものいいだった。時代錯誤もいいところ。どこかの土方かと思った。ただただ下品、粗野。吐き気がした)

 

歳だけとって偉そうにしていても通らない世の中だ。自分でクリエイティブに仕事を創り出している人間を生意気な若造だからと言ってバカにしてはいけない。

認めるところは認める。

負け(間違い)を認めるところから全ては始まるんじゃないだろうか。

 

彼が今行っていることも時代が判定してくれるだろう。

対価に見合うような仕事であればコアなファン相手に生き残っていくだろうし、ガヤに言われている通り詐欺師だったら全て本人に責任が降りかかり消えていくだけだ。

 

自分の好きなように自由に振る舞える平等、公平な時代。しかし手柄も損害も全て自分に責任が降りかかる怖い時代でもあるのだ。

 

ララァ・スンに言われずとも「人は変わっていくもの」で古い知人・友人は時に厄介だ、気をつけろ!

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知らない人はゴメンだけど、1stガンダムのキャラでアムロとの会話の中で語ったもの。

 

人は変わっていく。いい方にも悪い方にも…

 

若い人はこれから体験するだろう。いや、もう既に経験したかもしれないが、長い年月が経ち、更に久しぶりに再会、近況を知って驚くことがある。

その例がゆきぽよ。若いのにその辛酸をなめているところだろう。詳細は藪の中だが報道を額面通り受け取ってあげれば、やんちゃなワルが好みなんで付き合ったがコカインを使いだすワルになっちゃった、というところか。

 

短い期間でもこのザマだから、長く生きているともっとビックリする大きな変化が起こるよ(笑)

なんか性格悪くなったなー、とか単純に錆びれたなー、元気なくなったなーとか。

風の便りに昔付き合ってた人が落ちぶれた、とか聞くとホント悲しくなる…

 

私自身は背伸びせず、バカにされようと小規模、ささやかな身の丈にあった劇団の運営をしている。

別に出世=人生の勝利者、とは思わない。人間としてちゃんとした佇まい、っていうのかなぁ…偉くはなっていないけどずっと友人でいたい人もいる。

会社・団体ってのは考え方次第だが私は大きくしていくもの、ではなく自然に大きくなっていくもの、だと考えたい。逆に大々的に宣伝とかバンバンやって事業展開して借金しまくって、周りに迷惑かけて、そうまでして劇団の規模にこだわっている嫌~な奴になってしまった知人がいる。

自分の人脈が悪いのか、生き方が悪かったからかなぁ…没落してしまった知人が多い気がする(笑)

 

昔の知り合い、小中学生の時のクラスメイトに会うと一気に昔の自分に戻れる。

それはとても素晴らしいことだし、旧友とは代えがたいものだ。昔をしっている相手にしかできない、理解してもらえない話ってのもある。救われることもきっとあるだろう。飾らない自分。

 

しかし人間って難しくて、かといって変わらないというのも良かったり悪かったり。

とんねるず、なんて悪い見本だ。

ああいう若気の至りみたいな芸はいつまでも続けていると痛々しくなってくる。人間成長はしていかないと。あれを笑っていた昔の自分を疑いたくなってさえくる(笑)

 

昔とある芝居の企画で友人となった人たちを自分の団体を立ち上げる際、久しぶりだが誘ってみた。

参加してくれたのはとっても有り難かった。がその方たちは何一つ成長していなかった。

私は役者としても成長し、団体の運営方法を学び、小さいながらも一国一城の主となった。

あれから何年も経過しているのにその方たちは相変わらず人の企画に乗っかって、ただ言われるがままに演技するだけの人たちだった。

別に年月経ったんだから団体を運営するまで成長しろ、とは言っていない。ただ、演技するだけのところも相変わらず成長していなかったし、何よりガッカリだったのは私に対する敬意が全く見られなかったこと。鈍感力、空気嫁

 

年月を経て私はそれなりの成長を遂げた。もう横一線、対等な立場ではなくなっている。上演台本を書き、演出もしている。かつての横一線の企画に乗っている参加者同士ではないのだ。企画をする側なのだ。

しかし相変わらずの対等な物言いをしてくる。意見さえしてくる。

これは悲しかった。

そしてこちらの感情を読み取ることもせず平然と「楽しかった、また参加したい」と満面の笑顔(笑)

当然縁を切らせてもらった(笑)

 

なんだろう、こういう経験すると諸悪の根源と言われる「天下り」でさえ必要悪だと思えてくる。

なるほど、一人出世させて同期が部下となっても嫉妬も相まって、そのように動いてもらえないからこういう制度が生まれたのか!

 

星野仙一氏が現役を終え即中日の監督に就任した際、大粛清を行ったことがあった。

春のキャンプで「闘志無き者は去れ」と練習でシゴくぞーという意味の檄を飛ばしたらホントにその場から去った選手がいた!

現役時代に練習嫌いで怠惰だった星野氏を知っているので「今さら何言ってるんだ」ということだったんだろう。そのH選手は即トレードに出された(笑)

さらに彼が現役当時主力だったクリーンアップ打っていた選手たちを1名引退させ(代打の切り札にはなっていたがまだ活躍できたはず)2名もその後トレードに出された。

昔を知っている人間がいてはやりにくい、ということだったのだろう。いいか悪いかは別として…

 

人は変わっていくもの。これは仕方がない。自分が成長すれば成長する前の知人が同じ分成長していなければ自分に釣り合いがとれなくなる。これが世の中ってものですね。

 

背伸びはせずあくまで自然体で、悲しい思いをさせるような生き方だけはしたくない。

これまでに会った人にも、これから会う人にも…

 

 

 

 

今さらながら進撃の巨人が面白くなってきた!

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世の中的には鬼滅の刃がブーム(ちょっと落ち着いてきたか)だが、私的にはアニメ版の進撃の巨人がいよいよ佳境に入ってきた、というか作者がほんとうに言いたいことが伝わってきて面白くなってきた。

 

巨人化できる、という特殊能力を持った民族、種族に襲われる人類の話、という発想が面白い、というそれだけのお話かな?それにしてはダラダラ長く続けるな、と思っていた。

しかしそれは作者の狙いだった!

 

長編になれば当然、主人公たちに感情移入するし、いわゆるこちらが「いいもん」であちらが「わるもん」と考える。

しかし今放送しているパート、最終章は敵側が主観となって描かれている。

主人公たちが攻めて来るがそれはテロリスト、悪役として描かれている。ここが素晴らしい。

 

昔のアニメ、特にガンダム以前のロボットものなんてのは子供向けにも程があって、勧善懲悪ものばかり。敵はいわゆる死ね死ね団的な、悪に意味がなかった。あっても地球を征服しようとする異星人とかざっくりしていた。

 

世の中を考えると「よーし、悪事を行うぞー」って考えて運営している国家組織なんてゼロだと思う。

自分たちには道理があって、それを正義と信じ、実行している。

その反対側にはその考えに相容れれない団体なり組織、国家があって衝突する。実際に行われた、いやこれからも行われるであろう戦争の本質を見た気がした。

 

正義対悪、ではなく正義対もうひとつの正義なんだな、と。

 

70話を超えそうな勢いの話だが子供には深く物事を考えさせるために是非見せたほうがいいアニメだ。

こういったその作品の中でアンチテーゼ、主人公の考え、行いはこれでいいのか?と自ら行っているストーリーは優秀な作品が多い。

 

帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」、ウルトラセブンの「ノンマルトの使者」はともに地球人は本当に救うべき価値のある人類なんだろうか?ってすごい問いかけをしている。

 

必殺シリーズの初期作「暗闇仕留人」では主人公がこの仕事は本当に人のためになっているんだろうか、ってだんだん悩んでいくって設定になっている。

 

映画「Looper」なんかもタイムトラベルもののいいところを使って、現在の自分と未来の自分の考え方の違い、ズレ、という方法を使って究極の対立を見せている。自分たった一人でも考えに違いが出て守るべきものが違ってくる。そりゃ全人類ともなりゃ争いが絶えないわけだ(笑)

 

右翼とか左翼とか、とかく対立を好む白黒つけたがる輩たち、自粛警察、マスク警察どもは、こういうの観て世の中を広く見る、深く物事を考える人間になったほうがいいと思う次第。

 

ま、だからといっておおっぴろげにノーガード・ノーマスクで街中出てゴホゴホやってる奴にも反対側の人たちのことをよく考えてみろ、と言いたいんだけどね。

 

コロナで高齢化社会の問題が浮き彫りにされた!

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最初に。

誤解されないように前説したいのだが高齢者社会の福祉負担をどうするこうする、という問題に関する記事ではないことを言っておきたい。

 

全てはここ(敗戦→死刑っ!)から始まった。

壮大な話になるから端折るが日本はアメリカの統治、フリーメイソンイルミナティらによるシビリアンコントロール下に置かれた。

上の者に歯向かえない仕組み、歯向かえないどころか歯向かう思考を持たせないように教育されてしまった。

イケイケどんどんで戦争していた頃の日本人がいいとは決して思わない。寧ろ逆だ。

しかし今の状況はやり過ぎを通り越していかがなもんだと思う。

戦後教育なんて言葉もあった。

昭和前期にアメリカにこうしろ、と言われた仕組みが現在もそのままで施行され続けている。

憲法9条のことはここでは語らない。主題ではないから)

というか、「そうしろ」と命令を出したアメリカ人がそのまま死んじまって誰ももういい、って言わないからそのままになっている、というバカな話。

 

若い方はご存じないでしょうが、昭和後期くらいでは60歳代でもうおじいさん、亡くなるかたも普通にいらっしゃった、という感じ。今の60歳代なんてまだおじさん、という感じだ。

60歳で赤いちゃんちゃんこ着て日本昔話の登場人物のようないでたちにされるが、今の感覚でいうと70歳くらいだろうか。

 

平均寿命・WHO版 

最下位180位 レソト (どこ?多分暗黒大陸のどこかだろうが…)52.9 歳!

江戸時代がこのくらいだったと記憶している。栄養も悪く、50歳代でみんな死んでいたと聞く。なので60歳であの格好、めでたしめでたしだった。

1位  日本 84.2歳。 令和47年!では90歳に届くと予測されている。

長寿が悪いなどというつもりはないし重ねて言うが福利厚生問題を取り上げたいのではない。

 (でも長寿についてちょっとだけ言うと平均寿命ではなく、伸ばして歓迎されるのは健康寿命の方。これは、WHO(世界保健機関)によって提唱された新しい健康指標で「日常生活に制限ない期間の平均」のことで、要は健康を害し不自由なかたちで命だけ延ばしても…ってこと)

 

私が主題にしたいのは、平均寿命が延びたことによって制度、システムが昭和のままなので、あるところではまだ働ける人がお払い箱になり、また逆にあるところではいつまでやってんの?という人がいて引き継ぎできず後継者が育たなかったりしている。

もう10年位寿命が延びて誤差が生じているってのに…

全く相反する問題だから、コレの線引きって非常に難しい。

多分、職人的な技術的職業が前者、政治、国政、法人格の社長など代表職、が後者にあたるだろう。

 

これらの問題は後者でいうと政治家の質、薄さに現れている。

カリスマ性のある田中角栄氏みたいな(昭和の妖怪と言われてはいるが)剛腕な人物など現代にはどこにもいない。

安倍氏、菅氏など、どこかの部長クラスの温和なおっさんかと思う。

わかる。自民党ではダメだ。かといって野党はもっとダメだ。だから投票には行かない、投票率は下がる、あんな体たらくでも自民は安泰。

コロナ禍でさらに浮き彫りにされたよ。右往左往して顔色伺って全て後手後手。

都知事の小池氏なんかは自分の保身ばかりで全く頼りにならない。

はっきり言わせてもらって、そもそもが2020年の春節で中国人が入国するのを何で規制しないの?というところからおかしかったよ!

今、過去を振り返ってじゃなく、昨年リアルタイムでホントそう思っていた。

あそこで入国禁止措置とれていれば安部元総理は英雄として名を残せた。幾ら経済界、中国から猛抗議を受けても国民を守った、と後年教科書に記述されただろうね。

 

危機意識、トップダウンで大英断、それができる人物がいなくなってしまった。

それは、昭和前半で戦争に敗れ、アメリカ(イルミナティら)の傀儡として日本を自分のいいように牛耳ってきた奴らが、それこそ自分が死ぬまで都合のいいように操作し続け、「自分が死んだ後はしらん」と言わんばかりに放ったらかしにして後継者を育てたり教育しなかったからヤバいことになってる。

邪推だが、後継の引継ぎを「しなかった」のではなく「できなかった」の方が正解なのかもしれない。

なぜなら戦後のどさくさ、ヤバいこと、墓場まで持って行かなければいけない事が山ほどあったからではないのだろうか。

例えが悪すぎるが、レイプ犯が自分の子供に「俺って昔レイプ犯だったんだよ」なんて言うか?って(笑) それぐらい戦後のアメリカ(イルミナティか)との約束、密約はヤバいってこと。

 

しかしこれって何も日本側だけの事じゃないと思う。というのは、アメリカも同じようなことになっているように見受けられる。トランプとバイデンって。正直、目糞鼻糞じゃないか?

どっちもどっち。もっとマトモな人っていないのだろうか。

 

小さくショボい例えになるがジャニーズ帝国なんかいい例(悪い例か)

親玉が全て恐怖支配して(独占禁止法に抵触してるっての)すべてを引き継ぎしなかったからあのザマ。ヤバい新興宗教ん所もそうなんじゃないか?一説には親玉は既に死んでてひた隠しにしてるっていうし。

先人が悪事で儲けて仕組みを知られたくないから、それをひた隠しにしてそのまま死ぬ。そんなんだから、世の中が不安な情勢になる。これが各所でいま、起こり始めている。

一部の人間に富が独占できるような仕組みで、その一部の人間に都合がいいようなシステムを続けた結果、そいつが死んだら操縦席にパイロットがいない飛行機に乗ってる状態に世界がなってしまった。

とても恐ろしい。

何が一番恐ろしいかって、殆どの乗客(全人類)がパイロットがいない飛行機に乗っているということ自体を知らないからだ。

 

物は十分に行き渡った。少なくとも日本では。

資本主義という考え方自体限界に来ている。もちろんそのずっと前に共産主義は限界に達した。

なので分け隔てなく、国という境界線を越えて富が十分全員に平等に行き渡る制度、イデオロギーが必要だと思う。

 

そろそろ天才が現れ、それを思いついてくれ!

今更ながら、「砂の器」は超おすすめ映画。ドラマ版はダメ、絶対(笑)

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前回ブログにてカルト映画「幻の湖」を大プッシュしたが結果ディスっちゃた格好にもなってしまったので橋本忍氏はちゃんとした(笑)大仕事もやってのけていることを記述しておきたい(本心から)

 

まず最初に伝えなければならないのは、ドラマ版は観ちゃダメ、絶対w

なぜならうすーいアメリカンどころか年を経るごとに心が一ミリも動かされない仕上がりになってしまってるから。この配役を見て欲しい。

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この今西刑事と犯人の和賀役が映画の核で、勿論役を演じるに足り得る名優(一部違うw)が名を連ねているが、やはり映画版で正解がでてしまっているのでこれ以上演りようがない、といったところか。

人間の厚み、重厚さは何故昔の役者(ミュージシャンなど芸術家全般だが)のが上か、というのは答えが出ている。戦争で死線を潜り抜けているからだ。

兵役だけでなく、民間人も空襲などで死と隣あわせになっていた。こんな経験すると命、人生とかきっと向き合っていると思う。そこから人間の厚みが出るのではないか。平和に暮らせるのは素晴らしいが、そこは今の人間には出せないだろう。

昨今の時代背景もあり、ハンセン氏病が伝染病であるという誤解を招く恐れもあることから原作に変更点があったり、俳優起因でなくつまらなくなる原因もあったりする。

古い映画なので、けっこう若い人は観ていないと思う。ストーリーは解説しないでおこう。

功績を讃えるため一部ネタバレに接する文章があるのでこれから観る方は観たあとで読んでネ。

 

橋本氏が素晴らしかったのは、原作の松本清張氏が仰った通り「原作を超えた」台本を執筆したこと。原作は未読だが、恐らく推理の部分に主眼が置かれ、そのまま映画化したら火サスか土ワイみたいなもので終わったと察せられる(笑)

原作には僅かに説明されている、病気が原因となって浮浪者にならざるをえなかった親子の旅を素晴らしいオーケストラの音楽に乗せるというアイディアをもって映像化させたことだろう。

親子が酷い目に遭う旅の経緯のシーン、ここで音楽のみにしてセリフなしにしたのもいい演出だった。セリフ無くったってどんな酷いことになっているかハッキリわかる映像だったし、何より素晴らしい音楽の邪魔になっただろう。

犯人自身が作曲し演奏する曲のタイトルが「宿命」

生き別れになってしまった子が、曲を演奏し宿命を回顧する中でしか親と再会できない、という発想は素晴らしすぎる。

個人的にだが、観てよかった、と思える映画は人間の生きざま、残酷な心、人として尊敬できる行動、など複雑な人間模様、人間ドラマを見せつけられたとき。

人間なんて善か悪か、なんて単純なもんじゃないからね。

この映画にはそれが十二分に提示されていた。

 

単なるミステリー映画のジャンルとしてではなく、人間ドラマとして描き切ったので後世に伝えられる映画になったのではないだろうか。